病は気から。
そんなことを言われるけれども、それも当たっているように思うこともある。
肉体的には元気でも精神的に何らかの悩みを持っていると、体というのは不調をきたす。
元気なはずな体もストレスなどでやられてしまって体調を壊すことがあるのだ。
病気でないけれども、私も精神的な悩みが体に異変を起こすという経験をしたことがある。
それは子供の頃の話だ。 私はトイレが近かった。
日頃から近いのだけれども、バスとか電車の乗ると覿面にトイレが近くなって困ることが多かった。
乗り物に乗っている間はトイレに行けないという強迫観念のようなものがあったのだろうなと思う。
幾度となく、もうだめだと言う思いをしたものだ。
でも、そんなことも今ではない。
大人になってしまうと、いつの間にかそんな思いも消えてしまった。
不思議なものだ。 これだって精神的なものだ。
最初からトイレのことを気に留めていないような子供なら、 こんなことになっていないはずだものね。